死に至るストレス「キラーストレス」とは

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命を奪う、目に見えない脅威

「ストレスなんて、ただ疲れを生むだけでは?」と軽く見ている人は非常に危険。なぜなら、ストレスは命を奪いかねない脅威だからです。
人を死に至らしめることがあるストレスを『キラーストレス』と呼びます。
キラーストレスによって身体が過剰に反応し、脳細胞や血管が破壊されて死亡する可能性が高い病気を患ってしまうのです。

このキラーストレスは、一つの原因だけで形成されるという事はありません。
複数のストレスが重なって、キラーストレスになります。
身近な人の死や転職、借金、仕事のトラブルなどが偶然重なってしまうと生まれることがあるのです。
また意外にも、ストレスはネガティブなことだけとは限りません。
ポジティブな方が負担は小さいですが、個人的成功や長期休暇、レクリエーションの増加もストレスになり得ます。

適度なストレスは人生の満足度を上げてくれますが、精神的な負担が重なっているときはリフレッシュすることを意識しましょう。

三大疾病や自殺に発展する危険も

キラーストレスによってどのような悪影響に繋がるのか見ていきましょう。

日本人の死因のトップ3の中に、「急性心筋梗塞」と「脳卒中」があります。
これらの病気は今までの研究で、ストレスが原因の一つになっていると明らかにされました。
過剰なストレスはホルモンバランスの崩れや過食症を引き起こし、結果的に肥満や糖尿病、高血圧へと発展。
その後に動脈硬化になり、急性心筋梗塞や脳卒中が引き起こされると考えられます。

一番多い死因である「がん」も種類によっては、ストレスが原因の一つになると研究で証明されつつあります。
複数のストレスが集まってキラーストレスに発展したら、それによって重大な疾病にかかる可能性が高くなるでしょう。

また、日本人の死因の上位に位置する「自殺」もキラーストレスの影響が大きようです。
特に男性は、女性よりも自殺者が明らかに多いという統計データがあります。
その原因は、様々な負担を一度に抱えやすい環境にいることが多いというのが考えられるでしょう。
転職や過労、仕事のミス、単身赴任、職場での人間関係などが原因になり得ます。

また、女性の社会進出によって、女性も多くのストレスを抱えるリスクが高くなってきているので注意が必要です。
その上、結婚や妊娠、出産、育児の負担を考えると、男性以上にストレスを抱えることがあるかもしれません。
自分オリジナルの解消法をいくつも考えておくと、いざというときに楽になれるでしょう。

ストレスをコントロールする大切さ

適度なストレスは人生の満足度を高くしてくれることが研究でわかっています。
しかし、過度なストレスは逆に人生の満足度を下げ、最悪命を落とすことになりかねません。

なぜ、人は多くのストレスを抱えてしまうのか。それは、過去の出来事やまだ見ぬ未来へ気持ちを向ける能力があるからです。
過去のことを反省したり、未来のことを心配したりすることは素晴らしいと思います。それができるからこそ、人はより安全な生活が送れるのかもしれません。

しかし、情報供給が過剰になった現在、過去を反省したり未来を心配し続けてもキリがありません。
それより重要なのは、「今」に意識を向けること。これは「マインドフルネス」という考え方です。
マインドフルネスを実践すればストレスを軽減できるだけでなく、記憶力や創造性、幸福感の向上も期待できます。

ストレスの原因をすべて断つのは不可能でしょう。
キラーストレスという脅威から自分を守るためには、ストレスを上手くコントロールできる必要があるのです。