ストレスの解決に効果的な「コーピング」とは

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ストレスコーピングとは

ストレスを感じるメカニズムは、まず最初にストレス源となる「ストレッサー」があり、それを評価・解釈といった形で「認知」することで、「ストレス反応」が出る、という構成になっています。

具体例としては、「いつも目の敵にしてくる上司に怒られた=ストレッサー(ストレス源)」→「上司に嫌われているから怒られたのだろう=認知(評価・解釈)」→「気分が落ち込み食欲がなくなった=ストレス反応」といった感じです。

この「ストレッサー」「認知」「ストレス反応」それぞれに対して自覚的に対処することを『ストレスコーピング(ストレス対処行動)』と呼びます。

ストレスコーピングは3種類に分けられる

それぞれの構成要因に対し、ストレス対処行動は当然変わります。そのため、ストレスコーピングは大きく3種類に分けられるのです。

問題焦点型コーピング(プライマリーコントロール)
ストレス源であるストレッサーに直接対処することで認知させなくする方法です。
例えば、苦手な上司がストレッサーとなっている場合は、会社に相談して部署移動を願い出ること、思い切って転職してしまうこと、などが問題焦点型コーピングとなります。

情動焦点型コーピング(セカンダリコントロール)
視点や思考を転換させてストレッサーに対する認知を変える方法です。
例えば、上司に対する苦手意識を払しょくすること。「気に掛けてもらっているからこそ怒られるんだ」「成長させてくれようとしているんだ」といった前向きな受け止め方や「きっと上司は今朝奥さんとケンカして機嫌が悪いんだな」なんてちょっとユニークな捉え方をしてみるなど、ストレスをストレスと認知しないようにすることと言えるでしょう。
ただし、これは表面上だけで無理矢理納得するのでは意味がありません。心から納得できて初めて効果が出るのです。

ストレス解消型コーピング
言葉通り、すでに心身に受けてしまったストレスを解消する方法です。
例えば、落ち込んだ気持ちを癒やして食欲の回復を図るために愚痴を誰かに聞いてもらう、旅行に行くなど、いわゆるストレス発散方法のことを指します。
ストレス解消方法は人によって様々ですが、大体以下の3つに細分化されます。

・気晴らし型
運動する、カラオケで思い切り歌う、趣味に没頭する、など

・リラクゼーション型
マッサージに行く、ヨガや瞑想やアロマを取り入れる、温泉でのんびりする、など

・情動表出型
友人に愚痴を聞いてもらう、家族に相談する、など

自分自身に合った解消法を試して、ストレスを溜め込んでしまう前に上手に追い出していきましょう。